フッ素塗布の流れについて
フッ素は歯を丈夫にする効果があり、初期のむし歯であれば、再石灰化で歯が修復されむし歯予防に役に立ちます。
乳歯は生えてから約2年は柔らかいため、むし歯に弱い状態です。定期的にフッ素塗布を行うことで、歯質が強化されむし歯になりにくい歯になります。
シーラント処置の流れについて
フッ素塗布は、歯が生えたころから小学校高学年まで定期的に行うと、むし歯予防に非常に効果的です。
Step1 フッ素塗布の準備
「レモン・ぶどう・リンゴ」味からお好きな方を選んでいただきます。
Step2 上から塗っていきます
前歯から奥歯に向かって塗布していきます。
Step3 下の歯も続けて塗っていきます
フッ素を付け足しながら全体に塗ります。処置後は歯に浸透させるため約30分間は飲食し控えてください。
フッ素についてのQ&A
Qフッ素塗布はどのくらいの間隔で塗った方が良いですか?
A当医院では、3~4ヶ月に1度の割合でお勧めいたします。定期的に行った方が効果が期待できます。
Qフッ素は塗ることで、どのような効果が期待できますか?
Aフッ素は歯を強くする作用があります。食後、口内が酸性に傾き、歯の表面が溶け出します(脱灰といいます)。しかし、唾液によって中和され溶け出したものが歯の表面に元に戻る、再石灰化が起きます。フッ素は、この再石灰化を強化してくれます。
Q自宅でもフッ素を塗ることはできませんか?
A歯科医院のものと比べると効果が薄いですが、フッ素入りの歯磨き粉やフッ素スプレーがあります。スプレータイプは歯に浸透させるため、約30分間は飲食を控えると効果的です。